「徳山藩御家中(ごかちゅう)屋敷絵図」の石碑完成

2014-01-06

地橙孫顕彰会が上御弓丁に建立!  10月27日(日)に除幕式を開催

徳山東ライオンズクラブ(有熊会長) が認証50周年記念 事業として助成!

完成した徳山藩御家中屋敷絵図石碑と説明板

完成した徳山藩御家中屋敷絵図石碑と説明板

このたび顕彰会では、昨年建立した地橙孫句碑と同じ通りに、御家中屋敷絵図の石碑を建立いたしました。

今年度の事業計画には挙げておりませんでしたので、その経緯をご説明します。

徳山東ライオンズクラブでは、認証50周年の記念事業として、文化・福祉などに関する団体に助成することになりました。

私たち顕彰会は、同クラブよりその委託を受けました。そこで、将来まで末永く形として残る内容にすることが望ましいと考え、今年は周南市が誕生10周年であることから、周南市の礎となった毛利徳山藩の「御家中屋敷絵図」を石碑として建立することにしました。

日射しや風雨による絵図の劣化を防ぐため、佐賀県の有田窯でステンレスにホーロー加工したものです。基となる絵図は、マツノ書店さんにご協力いただきました。

建立場所は、周南市の温かい御理解により、地橙孫句碑のある、景観素晴らしい上御弓丁の歩道に決まり、絵図には現在地、周南市役所、周南市文化会館(徳山藩館邸)、兼﨑地橙孫家・屋敷跡などの位置を表示しました。

また訪れた人たちに石碑建立の意味を知っていただくために、説明板も設置しました。

徳山藩では明治になって政治家・軍人として活躍した児玉源太郎、英語教育者・浅田栄次とともに、上御弓丁から電気事業の父といわれ日本の近代化に貢献した矢嶋作郎 (旧名・伊藤 湊)、そして西洋砲術指南役・兼﨑橙堂(地橙孫の祖父)を輩出したことなどを記しています。

除幕式は10月27日(日)に開催し、来賓として周南市長代理・松村悟地域振興部長、徳山東ライオンズクラブ有熊仁会長・藤井一宇実行委員長、徳山毛利家十四代当主毛利就慶氏夫人・美友紀様、山口放送㈱・赤尾嘉文会長の皆様にご出席いただきました。

式典では、顕彰会を代表して兼﨑会長が『周南、徳山の歴史の重みを感じ、ふるさとを回顧し、愛する心を育むきっかけになり、この通りが地橙孫通りとして愛されることを願っています。』とあいさつし、続いて周南市長祝辞(松村地域振興部長代読)がありました。出席者で除幕したのち、全員で記念撮影を行いました。

皆さま方の御協力により、元武家屋敷があり文化薫る通りの上御弓丁に完成いたしました。有難うございました。

除幕式の記念写真

除幕式の記念写真

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