平成25年度・定期総会及び講演会開催

2013-08-01

【役員の任期満了に伴う改選】
田村悌夫会長退任、後任会長に兼﨑事務局長を選出!
新役員体制発足、次ステップへ!

顕彰会創立以来、6年にわたり会の発展に大きな功績を残された田村悌夫会長、
ありがとうございました。お疲れ様でした。

平成十九年九月三日の地橙孫命日(没後五十年)に、当顕彰会は創立されました。以来、田村悌夫会長のもと、着実な顕彰活動を進め、昨年は創立五周年を迎えることが出来ました。
平成二十五年度は、地橙孫顕彰会が創立六年目を迎えるとともに、周南市誕生十周年となる記念すべき年であります。今年度の定期総会を四月二十日に市民館小ホールで開催するにあたり、地橙孫顕彰会創立五周年記念として、取材で感じた『周南の歴史の重み』と題する大橋広宣先生の講演会を開催いたしました。

平成24年度定期総会&記念講演会 於周南市市民館小ホール

平成24年度定期総会&記念講演会
於周南市市民館小ホール

大橋広宣先生は、月刊誌「まるごと周南」ライターとして、また卓越した知識と経験から、全国各地に招かれて様々なテーマの講演をされておられます。月刊誌「まるごと周南」の平成二十三年九月号では特集として “清明の俳人・兼﨑地橙孫”を掲載していただきました。この事により、地元や周辺市町の多くの方々に地橙孫の存在と偉業を知って頂けたと思います。
このたびの講演は、地橙孫や児玉源太郎の取材を通じて、徳山毛利藩では児玉家、小川家、浅見家、本城家、伊藤家、兼﨑家などで多くの人材を輩出し、萩・本藩の志士たちとの交流もあり、幕末から維新の流れや近代国家を創る原動力のひとつになっている事を様々な事例で示していただきました。大橋先生の話は時どき演題から脱線し、その内容が思わず聴衆の笑いを誘いながらも全体は情熱あふれる語りで、改めて周南の歴史を学ぶひと時でした。

記念講演に続いて平成二十五年度定期総会を開催し、新年度事業として、地橙孫第二句碑建立の具体化が提案されました。第二の句碑建立は、先の句碑建立に際して多くの方々から、計画を上回る寄附金が集まっておりますので、これを資金として建立するものであり、ご寄付された皆様の意向に沿ったものであると思います。
また役員の任期満了及び田村会長ご退任に伴う改選で、兼﨑人士事務局長を会長とする新体制が提示され、他の議案とともに満場一致で承認されました。田村会長におかれましては、今後は名誉顧問として、より高い視点から会を見守り、そして助言等を頂ければと思います。
顕彰会のこれまで五年間の活動では、地橙孫句碑建立という大きな目標を達成しました。次の段階としては、これからも顕彰会の目的である地橙孫の顕彰活動を継続してその巾を広げるとともに、文学・俳句の振興や文化の向上にむけて、周南文化協会など関係諸団体との連携を図りながら、実現の努力をして参りたいと思います。

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